下北には何度か来ているが、久々に来ると駅前の様相がガラリと変化していて少しビックリした。南口からの経路を想定していた為、少し迷ってGardenに到着。
まろやかに物販を済ませ(オーソドックスなオフィシャルグッズを持っていなかったので、タオル、Tシャツなど買えたのは良かった。あんぬちゃんアメコミTシャツはサイズがなく断念。これ再発してくれませんかね…)、会場に。
チケットもぎりの時に「お目当は?」と訊かれて、へぇ、そんなの訊くシステムなんだ…と思い普通に「あんぬちゃん」って応えてしまった。いや対バン形式のライブも久々なもんで…。
まずはWiennersから。
コンテンポラリーな音楽情報を追っかけていないので全くの初見。予習もしてない。
いやしかし楽しかった!ミクスチャー(なんてもう誰も使わないか)というか、パンク、ヒップホップ、エレクトロ…その雑多な感じ嫌いじゃない。
中央付近ではモッシュも発生。それには参加しなかったが、端っこでノリノリになって楽しんだ。モッシュに参加した(或いは巻き込まれた?)人がコンタクトかなんか落としたみたいな様子が視界の端っこに映っていた記憶。大丈夫だったかな、あの人。
MCではキーボードのアサミサエさんがマリリちゃんと面識があるとのエピソード。タイマン、じゃなくて対バンで顔見知りだったとの事。なるほど人に歴史あり。
ジュリアナディスコゾンビーズ(多分)とヒップホップ風な曲は特に気に入った。
そんなこんなで汗だくの1時間が終わりいよいよフィロのスのターン。
80年代モード衣装で4人が登場。この衣装、良いよね。
「ライブ・ライフ」でスタート。
なんかこの日は、おとはすが妙に大人の女性感を醸し出していた気がする。視界に入る度に、結構ドキドキさせられた。
「コモンセンス・バスターズ」と「ライク・ア・ゾンビ」、順番あやふや。
コモンセンス…のMIX、コールには出来るだけ身を委ねる。そして自由に(かっこ悪くても)身体を揺らす。楽しい。
ライク・ア・ゾンビは初見。スリラーポーズが良いよね。
おとはすの「夏もそろそろ終わりで…」という振りで、「告白はサマー」と「夏のクオリア」の二曲。
釣竿グイっの振り付けの所で、客側が引っ張られるリアクションするのを知る。なるほど…楽しい!
どこのMCだったかな。アンコール後だったかもしれない。あんぬちゃんが告知してるとき、おとはす&ハルちゃんが何かゴソゴソやってる。横目でそれを確認しながら「いいよ、やってて」と告知を続けるあんぬちゃん。こういう流れ、割と好き。
「スピーチ」が観れたのも個人的収穫。「好き嫌いアンチノミー」も多分初めて。
色んな曲で、入れ替わり立ち替わり自分の視界内にメンバーがやって来る。最前でもなくどちらかというと後方だったが、ライブハウスの距離なので充分近い。みんな可愛く、そしてカッコいい。
4人とも客席に満遍なく視線をやり、時には手を差し伸べる。ドギマギしちゃいますね。
「ベスト・フォー」君の好きなものに、君の前でなるよ。
このフレーズ、最強だよね。言えるもんじゃない。大きなステージでこの曲を演ってるところを早く観たい!
本編ラストは「ダンス・ファウンダー」!
これも生で観るの初体験。手を左右に振る動きはついつい振りコピしてしまう派だけど、ミラー派が優勢のようなのでそちらに合わせる。どっちにしても楽しい!
アンコールの後は恒例の(という事らしい)新曲披露。
「スーパーヴィーニエンス」
90年代頃のニュージャックスウィング(80年代ではなくて、90年代初頭という印象)を感じる曲調。一瞬へーそう来たか、と戸惑ったけど、いや、良い曲。
終盤、マリリちゃんとあんぬちゃんがマイクを交換する(というのかな自分のマイクを相手に差し出す)ところがあって、ここ良い。
これからどんどんブラッシュアップされていくのも楽しみ。
最後はゲストを交えての集合写真で終了。アサミさんのリクエスト(「普段男所帯でなかなかこういう事できないから」)でうさ耳ポーズ。
2部も観たかった(眉村ちあき!スゲー気になる!)が、所用ありの為、残念ながら退散。
何というか、これはPerfumeのライブの時いつも感じるんだけど、ライブ後にデトックスというか自分が浄化されたような気分になるんですよね。フィロのスのライブにも同じような感情を抱く。心の澱のようなものがスーっと流されていったような。
それって何なんだろうね、って事はまた今度考えたい。
そしてまた次のライブ参戦の計画を立てる、わたしであった。
おまけ。特典会待ちの時に女性スタッフの人が「加茂さん!チェキ3台しかありません!」「メンバー持ってんじゃないの?」「楽屋探してきます!」的なやり取りが聞こえた。なんて事ない話だけど、なんかこうほっこりした。