ついに眉村ちあきの初現場の時が来た。こんなこと言うと、馬鹿!仕事に励め!と言われてしまうが、朝からフワフワとした気分で1日を過ごしていた。
少し早めに現場到着してしまい、会場前にはマユムラーと思しき人が2名ほどいる。とりあえず周辺をぶらぶらしていたら、向こうからヘルメットを持った女の子が歩いてくる。ちょうどメガネを外していたが、ハッキリと判る間違いなくちちゃん!
すれ違い様思わず「こんにちは」と軽く会釈してみた。ちちゃんは眩しいばかりの笑顔でこちらに視線を向けながら通り過ぎて行った。
可愛い!メガネなしでも判るその輝くような笑顔を見て、わたしは早くも多幸感な包まれていた。
さて、まずは日本マドンナから。
初期衝動のスリーピースバンド、という感じでとても初々しくアツい。 3人とも可愛いし。1分くらいの曲が多いのもパンクバンドっぽくて良い。ちなみに帰る時の私服が3人ともコンサバというか、ごく普通にオシャレなワンピースとかで少なからずギャップが。いや可愛かったですけど。
そして、どついたるねん!
いやまるっきりの初見だったんだけど、いや何これってくらい楽しかった!身体動かして汗かいて笑って、素晴らしいステージだった。脇っちょで盛り上がっていた女性(22歳、職業:トラックメーカーアイドル)がまた可愛かった事も付け加えておく。
さあ、そしていよいよ我らが大天使ちちゃんの登場です。
マイクチェックしている姿がなんかカッコよく見える。
初現場なのでなるべくステージに集中したくて、ほとんど写真や動画は撮っていない。
写真はこれくらい。
開演前にフロアを眺めるちちゃん。
トコロトコロピピリウスがSE的に流れるなかついにステージが始まる。そこからはもうステージから発散されるパワーを浴びて、なすがままに踊り笑っていた。
最初は大阪。夢の対バンを始めるにはこれしかない。
ナックルセンス、東京留守番電話ップの流れは個人的にかなり萌え/燃えた。
電話ップの「ピッ」のとこ、好きなんだけど、Liveではみんなあそこ叫ぶんだね。今度やろうっと。念願のナックルセンスのコールも叫べて序盤からもうお釣りがくる展開。
メソ・ポタ・ミアもツクツクボウシも全てが初体験なので、楽しい以外の言葉が出てこない。
むろむろむろむろむろつよし!
トリプルキングミツバチはやはり名曲。
お祭り系の曲としっかりと聴かせる曲のバランスが良いよね。
イントロクイズ的に始まった荻窪選手権。
ここで宇宙服を脱ぐちちゃん。セパレートの水着姿にフロアがどよめく。この時、レッドクロスは豊穣を祝う祭りの空間になっていたと思う。ビールケースの上にたつ彼女を崇め讃えるわたし達は、もちろん満面の笑顔だ。
荻窪選手権ラストキメ顔のちちゃん
この後ステージに戻った彼女は宇宙服を着ようとするのだけれど、フロア内の落胆の声を聞いたからなのかリアル不協和音のイントロに間に合わなかったからなのか諦めてしまった。
ああ、でもこのリアル不協和音も良かった。
インドのリンゴ屋さんはもう!ブンバボンボンブンバボンとぐるぐるドッカーン!頭のネジ2、3本飛ばしてました。
アンコールを経てのラストはビバ☆青春☆カメ☆トマト
左右に揺れるフロアを見て「うげー」というちちゃん、時折フェイントをかましてくる。ここでも下界に降りて全てを笑顔で包んでしまう。
いやーあっという間に終わってしまった。もう、とにかく楽しかった。サービス精神の高さ(水着の事を言ってる訳ではない)には圧倒される。あれほどピースフルなクラウドサーフ(「早い!早い!」と叫ぶちちゃんにほっこり)をわたしは知らない。
終盤のMCで彼女は「みんなにとって私は何?」と問いかけた。「私の夢が叶えば、みんなの夢も叶うの?私の夢はみんなの夢でみんなの夢は私の夢?」という発言もあった。
結局は「あ。大天使だもんね」というオチにはなったが、しかしこの無意識に発せられた言葉は、いま彼女が置かれている状況(の変化)への漠然とした不安のようなものの現れと思うのは穿ち過ぎだろうか。
いずれにせよ。
わたしは彼女を見続けていたい、と思った。応援したいと思った。そして株券を抱えて、帰路についたのです。
おまけ
MCで「100個の願いのうちひとつ叶った!」的な事をいっていた気がするが、チェキの時には「あと願い事17個ある!」と言っていた。随分と減ったなぁ。