妄想徒然ダイアリー

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スタンディングで荷物を床に置くのはやめましょうキャンペーン。10/13フィロソフィーのダンス定期公演 FUNKY BUT CHIC Vol.26 第1部 雑感

一か月ぶりの現場になってしまった。

というフレーズが出るほどに、ここ一か月半の間に、わたしのライフサイクルはガラリと変わった。

それまではPerfumeとベビメタという年に1回ツアーがあるかないかのグループが対象だったし、あとはたまに来日するバンドなんかを観に行く程度。毎月、毎週何かしらの現場がある、という状態というのはなかった。

それがフィロのスに出会ってからは、Liveのみならずリリイベを始めとする各種イベントにも参加或いは参加出来なくてジリジリするようになった。おまけに眉村ちあきと言うディープインパクトもあったり、または絶対忘れるな経由で「あれ?ヌュアンス良くね?」みたいな状態にもなりつつある。いや、これ以上現場増えてもわたしには回せない。

まあ、とにかく。特典会でチェキ撮ってるなんて、半年いや二か月前の自分には信じられないって話だ。

思うに、わたしが多感な十代のころ、宝島という雑誌があって(A5判のころ)、田舎の高校生にとっては貴重なサブカル情報源だったわけだが、当時のインディーズバンドの隆盛が今のアイドル業界に移行している気がする。

 

話がだいぶ逸れた。という事で、下北沢Gardenにやって来ました。

 

まずは対バン相手のパレードパレードから。

都会的なサウンドで、シティポップとでも言えば良いのかな。たしかに音楽面でフィロのスとの相性は良い。最初は緊張もあったのか少し空気を掴み損ねていた気もするが、溢れ出る人の良さが好印象。

 

そしてフィロのスちゃん達の登場。

の前に。

加茂さんがステージをにトコトコと出てきて、今回の趣旨説明。事前アンケートの集計結果で決めたセトリ10曲をランキング形式でやる、との事。

もちろん自分も投票しているが、こういう集計はベタと意外なセレクトのバランスが肝。はたしてどんな結果になるのやら。

 

幕開けはVIVA運命から!

この日の衣装は黒のセパレートタイプのやつ。なかなかのセクシー系。冒頭の激しい踊りのところで、おとはすのインナーが露になる場面があり、かなりドギマギさせられた。

 

そしてマリリちゃんのはっちゃけ具合がある種のリトマス試験紙でもあるコモンセンス・バスターズ、手を差しのべるあんぬちゃんにドキッとする好ききらいアンチノミーと続く。コモンセンス…はもう少し後ろ(ランキング上位)でも良い気がするが、途中でハルちゃんがMCで言うように、自分達で選んだ曲だから文句があるわけがない。ていうかどんな選曲でも楽しくない訳がない。

 

好きだから好き、は正直それほど馴染みのある曲ではない。2位にランキングされたパラドックスが足りないと同様に、どちらかというとアイドル色が強いというかお決まりのコールがアツい曲でもある。特にパラドックス…はランキング発表されたとき割りと前列方面の方々のざわつき加減が感じ取れた。これあれですかね、Perfumeで言うところの「OMAJINAI★ペロリ」みたいな位置付けなのかな。周りのアツさに少し戸惑ったのも事実。

そういえば。どの曲だったか、ハルちゃんが「今日、そんなに踊ってないなぁ」と煽る場面があった。確かに全体的には少し大人しめだったような気がしないこともないが、わたしはカッコ悪くも変な身体の動かし方で踊っていたつもりです。

 

アイドル・フィロソフィーライク・ア・ゾンビ、この辺は自分でも投票していた気がする(何しろ時々によって好きな曲は変わってくるから投票時にどの曲セレクトしたかあやふや)し、当然のこと盛り上がる。

 

アイム・アフター・タイムは、しっとりとしたアーバンな感じがセトリ的にも良いバランスになっていたと思う。こういうのは投票結果の妙というやつで、なるほど面白いというか改めてバラエティに富んだ楽曲群だな、と。

そして来ました!好感度あげたい!マイアンセム

初めての現場がリリイベだったわたしは、この曲を観て一気にliveパフォーマーとしてのフィロのスに引き込まれたといっても良い。アケアゲ!身体中の毒素がデトックスされるような開放感。

そしてパラドックス…の不思議な盛り上がりで一旦フィロのスちゃんたちが引っ込む。

あれ?もう10曲やったっけ?なんて思いながらアンコールを叫んでいたが、この辺りの構成もう一工夫欲しかったかも。第一位は!的なベタな演出があっても良かったかな、なんて。ただそんな思いは次の曲でぶっ飛ぶ。

 

ラストはD.T.F!

liveで観たい曲のひとつ。予想外といえば予想外だが、1位も納得のセレクト。ギターリフのとこ、皆でタラララーって言うのね。個人的にジャージャー系は苦手だけど、こういうのは悪くない。というか発する快感がある。

 

ということであっという間の一時間。

ラストMCで「パレードパレードさん、北海道出身なんですけどアロハ率高い」と汗だくで言うあんぬちゃんに癒される形でこの日のliveは終わった。

 

投票集計のランキングによるセトリという試みは、割りとよくあるものだけど、得てして予想通り過ぎたり、またはマニアック方面に片寄ったり、となるリスクがある。

そういう点でいえば、今回の結果はなかなかバランスが取れていたと思う。フィロのスちゃんたちは大変そうだけど。

 

第二部のにゃんぞぬデシも観たかったけど、夜は所用があったので下北沢をあとにした。

ということで30年ぶりくらいに会場まで行った花火大会の写真を最後にさようなら。

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