この人の身体能力のポテンシャルがどれだけ高いかは、キャッチボールをしている様子だけでも明らかな訳だけど、ついに背面キャッチをしている動画をSNSで見かけた時には、流石に驚いた。驚いたが、しかし即座に「いや、背面キャッチやっちゃうよな、彼女なら」と納得してしまう説得力がある。
という事で、謎のイベント「眉村ちあきと一緒にロフトフェスを宣伝しよう」に参加してきました。
・参加費無料、Tシャツ代として3,000円が必要。
・宣伝動画を撮る。
という説明からぼんやりと想像はつくものの、果たしてどんな内容になるのか一抹の不安を抱きながら渋谷へ。
冒頭、ロストフェス担当氏から簡単な前説。ちょっとこの人CARPにいたイオウに似ている。
そのイオウ氏の呼び込みで、会場へ駆け込んでくる、ちちゃん。コーナーを曲がる体勢になってる。
ヘッドセットをつけて「ヘッドセットーーーーーぉぉぉ!」と叫ぶ、ちちゃん。「テレビで付けてるんで、ふふん」と言いながらレシーバーを取り付ける姿が、はいもうかわいい。ナックルセンスではヘッドセットを振り落とそうとするが、失敗。そして、マイクをガジガジ。
この日会場に集まったのは数十人といったところか。ミニライブでは観客ひとりひとりの顔を見るようにしながらパフォーマンスをしている。5人だろうが100人だろうがそれは変わらない。そして多分、10,000人でもきっと彼女は観客のひとりひとりを見ようとするだろう。
当初の計画ではTSUTAYA前からLOFT9まで行う予定だったというヒヨコサーフ(ていうか神輿)の練習。
この辺からトランス状態になってくる。もうどうにでもなーれ!的な展開。
ヒヨコ抱き寄せたかと思ったら…ぶん投げる!
さて、いよいよ渋谷の街へ、という時間になったのだがここで彼女はある提案を行う。
特典会→撮影の流れを撮影→終了後特典会にしたらどうか、と。言わずもなが、我々の事を慮っての事だ。特典会を先にやると、特典会に参加しない人は待つ事になる。またチェキに並ぶ人も当然待ち時間が生じるし、早く終えた人も全員が終わるまで待たなければいけない。つまり誰も得をしない。というような事を、この時の彼女はきわめて冷静でかつ論理的な説明を行っていた。こういうとこ、良いよね。ホント。
TSUTAYA前→やっぱりヒカリエ前→いや神宮通公園…とグダる展開(神宮通公園を案内なしに行かせようとするのには、なかなかクルものがあった)を何とか修正しようとしていた彼女は、極端に言えばあの空間で最もマトモだったのかもしれない。しかし、そんな思いが限界に達したのか、公園で結局彼女は泣いてしまった。
ここで彼女は「この状態(グダグダ加減)を楽しんでる人がほとんどかもしれないけど、もしかしたら2割の人はそうじゃないかもしれないんだよ!」というような事を言っていた。この言葉に「誰一人として(この場を楽しくなかった)と思わせたくない」という矜持を感じた。
場つなぎの怖い話は、よくわからなかったけどw
公園で動画を撮影した後、ヒヨコサーフで会場へ戻る事になった。警察に怒られたら「×××××(某女性SSWの名前)って言う!」と言いながら渋谷の街を静かに行進していく。時折道ゆく人に手を振りながら。
最後は「トイズファクトリーに行くぞ!」という我らが大天使の指令によりそのビルへ向かうが、当然ビルには入れず襲撃は失敗。
しかし、この背中である。何とも頼もしくはないかい?
最初に言った身体能力の高さもさることながら、あらゆる点で人を魅了していく彼女は、もしかしたら地球外とか未来とかから来た使者なんじゃないだろうか。なんの使者かは知らんけど。
という事で最後に
「心を落ち着かせ、集中させる技法」を。