本日は音楽の日？レコードの日？とにかく新しくオープンした渋谷ストリームに行ってきた。
もちろん目的は眉村ちあきLive。だがその前にトークLiveも開催されたので、まずはそれから。
トークLiveにおいては司会のお姉さん（織永さわさん）の頑張りを称えたい。プロらしい進行と我らが大天使との異化効果はなかなかのもので、当初戸惑っているように見えた織永さんもだんだんと眉村ワールドに侵食されていたように思えた。最後には「お前もなかなかやるな」「お前こそ」的な友情が芽生えていたようにすら感じる。
クイズコーナーの後にはミニライブ。織永さんの曲紹介（留守電だったっけ？）を無視してリンゴやさんを始める。当然フロアにも降りてくる。いつものごとく余り写真撮ってません。しかし近くに来た時のちちゃん、メイク可愛かったなぁ。そして不意打ちのサーフ。
アドリブ？なのかなジャンクションの歌、すごく良かった！絆を歌い上げる姿に泣きそうになった。そんでそこからのツクツクボウシの流れがびっくりするくらい完璧でもはや笑えてくるくらい。これがジャンクションするという事ですね！社長！
そのままLiveへと流れ込む。
本編は大森靖子とMONONO AWAREとの対バン。ちちゃんはトップバッタ―だったが、まずこの２組の話から。
MONONO AWAREは全くの初見だったけど、いや良いね！楽しい。ちょっとトーキングヘッズというかカレッジバンドというか。結構好み。ボーカルの人も明るくて楽しい30分だった。
そして大森靖子。もちろん名前は知っているし、色々なトピックも目にしている。そしてそこから発生した多少の色眼鏡を持っていないと言えば嘘になる。
でなるほど情念をぶつけるような歌唱やプログレ的なステージ演出はレベルが高くて素晴らしい。強迫観念的に早口で急き立てるようなMCは、まるで口述筆記の小説のような凄みもあった。しかし自分には少しキャパオーバーかな？なんて思いながら観ていたのですが…。終盤にかかるころ、観客がシンガロング（絶対絶対女の子、だったかな？）する頃から何というか身体と心が反応してくる。何だろう、この感覚。もしかしてこれって…
愛じゃねーか？
観客との独特なコミニュケーションの有り様を見ていると、演者とファンは幸せな繋がり方をしてるんだろう。
さて、ちちゃんのステージに時計を巻き戻す。
結論から言うと、この日のステージ、とても良かった！
今まで最大のキャパに緊張や不安もあったろう。でもわたしの目にはスタートから堂々としたステージングに見えていた。
ただリアル不協和音をやる前。何度か深呼吸をして意を決するかのようにギターを鳴らす姿を見た時、嗚呼、緊張してたのか、と思った次第。と同時にスパッと覚醒したようにも見えた。この瞬間、とても良かった。
あとピッコロ虫で「小松菜奈にならなくても良い！」って替え歌したところ、痺れなかった？私は私で可愛い宣言。
そして本編でもサーフ&巡幸。
この人同じ事を新木場…いやSSAでもやりかねん。
本気のラブソングでは「端から端までみんなのこと見るよ」と言いながら、ホントに見てる。ここにも愛があった。
そして、涙ぐむちちゃん。を見て泣く愚図ってるおじさん。相変わらず濃厚でアツイ30分だった。
最後に。渋谷ストリームのホール、なかなか良いですね。交通の弁も良いし、これからいろんなLiveやって欲しい。という事で現場からは以上です！
