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この世で最高にカッコいい〝芋っ子三人娘〟 12/11(火)Perfume FuturePop tour @横浜アリーナ雑感。(ネタバレなし)

芋っ子三人娘ーはあ〜ちゃんがよく使う単語で、「広島から出てきた芋っ子が、こんなキラキラしたステージに…」と言った感じのMCが度々行われる。

という事で行ってきました!横浜アリーナ!!

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お達しがあるのでセトリや演出については書けない。だが今のホットな気持ちをのこしておきたくて帰りの電車でiPhoneをポチポチしている。

まず冒頭からもう泣いてました。正直、安定したパッケージは保証されているとは思ったが、こういう更新の仕方をするとは。

ライゾマを始めチームPerfumeの先端技術を駆使した演出というと、デジタルな側面に注目されがちだが、それを支えているのはまぎれもない3人の肉体だ。

https://youtu.be/lgdASCXJjNk

これはロンドン、東京、ニューヨークにいる3人の映像をドコモの通信技術を駆使してタイムラグなくシンクロさせましたよ、という動画だが、これが成立するのは3人の肉体があってこそ。で、この映像にはないと思うけど、この企画のハイライトは実は最後に「3人合わせて Perfumeです!」をタイムラグを計算に入れて合わせるところで、この凄さが彼女たちのLIVEにも通ずるエッセンスのひとつだと思う。

冒頭からしばらくノンストップで続くパートはそんなデジタル技術と肉体というアナログがシームレスかつ効果的に融合していたんじゃなかろうか。いつにも増して。ある曲の演出、非常にシンプルなのにとんでもない事やってるという事に気がついた時の興奮!ちょっと茫然とした。一瞬。あの影!これ以上は言えない。

そしてP.T.A.コーナーは一転してあ〜ちゃんブートキャンプ状態。 さっきまでのバキバキにカッコいいステージとの格差。ここではPerfumeのLIVEの鉄則、あ〜ちゃんの言うことを聞く、を実践する。それが一番正しい。「この船の舵を取ってるのは私。じゃけ安心してええんよ」というあ〜ちゃんの言葉の頼もしさ。頭のネジを外して楽しんだ方が良いに決まってる。このP.T.A.コーナーから後半への突入がいつもながら良いんだよね。ガラッと変わるあの感じ。

それにしてもあの曲を聴けるとは思わなかったし、あの曲の導入部にも震えた。そして相変わらず3人はどんな空間も祝祭のステージに変えてしまう。まるで豊穣を祈る祭りのようでもあるし、ステージが時折神輿のように感じてみたり。

わたしの席は正面スタンドで、一番3人から離れている場所だと言っていい。しかしそんな距離から見ていてもモニターを観るよりステージを観ている方が3人をより近く感じられる。のっちが最後のMCで言ったように距離を感じさせない空間だった。なんだろうね、不思議だ。成熟、なのだろうか。

ともかく。

芋っ子三人娘は今日も輝いていた。その輝きをこれからも見続けて行きたいし、それがどれだけハッピーであるかを噛み締めて今日も一日が終わる。あー楽しかった!

「それでは、 Perfumeでしたーーーー!」