妄想徒然ダイアリー

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愛と平成のベスト4を堪能する夜。 4/10(水) フィロソフィーのダンス Experimental Forbidden Night Vol.2@ 渋谷 O-nest雑感

ここに来てまさかの冬モードでコートを引っ張り出す寒さ。寒いのは良いんだけどスタンディングLiveの日は荷物の扱いに困りますな。

という事で行ってきました。

『Experimental Forbidden Night Vol.2』

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休養していたおとはすが復帰したLive。ただし今度はハルちゃんが体調不良との事。しかしLiveは4人で演るとのアナウンスがあり安心するやら心配するやらの心境でO-nestに到着。

前回同様パンパンの場内。しかし前回よりも密集度は高いように感じる。

冒頭から「ベスト4」「好感度あげたい!」への流れでもうブチ上がる。更に「コモンセンス・バスターズ」とか!!

最初のMCで今回の企画がパートシャッフルと説明がある。ほほう、そう来ましたか。結果としてあんぬちゃんとおとはすがフィーチャーされる事になる訳で。企画ものとしてはアリ。これは楽しそう。

あんぬちゃんからのヒューリスティック・シティ」でもうアレですよ、白飯5杯オカズなしでイケちゃうモードですよ。マリリちゃんのトロ味とはまた違う爽やかな感じで新鮮。ハルちゃんが「あんちゃんのヒューリスティック…聴きたかった」というのも頷ける。

おとはす始まりの「エポケー・チャンス」も可愛い感じでこれまた楽しい。復帰したおとはす、相変わらず可愛さとクールな格好良さが同居していて。いやドキドキしますな。

ハルちゃんは体調不良を感じさせないパフォーマンス+可能な限り負担をかけない配慮があったような気がする。

大好きな「ソバージュ・イマージュ」では4人ともジュリ扇持ってのバブルモード。いつもの蕎麦ダンス(と勝手に呼んでる)はないけど、何となく合ってる感じがするから不思議。良くは見えなかったけどハルちゃんはバブリーなスタイルで登場していた模様。こういうとこ、良いよね。

「パレーシア」はおとはす始まり。ふふ。可愛らしい色気とでも申しましょうか、それを堪能していた矢先に途中から肌を露わにしたボディコンマリリの登場。エチエチ砲が凄い。胸元結構開いてません?

その後のMCでおとはすが「私たち大人にやらされてる訳じゃないですからね。奥津マリリは自分から胸出してる」と。それに応えて「皆んなが喜ぶ事ならやるよー!」とマリリちゃん。

それにしてもこの夜はマリリちゃん(とハルちゃん)が隙あらばという感じでおとはすにチュッチュチュッチュしている。もちろん復帰してきた彼女に対する愛情の表れであるのだが、いずれにしても過剰なドラマ性を持ち込まないのが良いね。それは休養となった背景が深刻なものではない(と信じたい)事の証しでもあるし、そういうエピソードを無理に「感動のストーリー」に変える事をしないというスタンスには共感を抱く。

いやもちろんストーリーも大事だ。嫌いじゃない。2011年のももクロ女祭りのコノウタエピソードのようなものに心動かされるのも事実。

でも今の彼女達にそういう飾り付けはいらない気がするな。例えば今日のハルちゃんは万全ではなかったんだろう。でもそんな姿は少しも見せずに笑顔でパフォーマンスする彼女は素晴らしい。その素晴らしさに敬意を表して必要以上にストーリーを乗っける必要はないだろう。目を大きく見開いておとはすの真似をしているくらいが丁度いい。そういう軽やかなところが彼女達の魅力のひとつではある。と、わたしは思う。

アルゴリズムの海」「熱帯夜のように」も良かったですねぇ。途中から通常モードに戻るあたりもまた良い感じのカタルシスがあってよろしいですね。

本編ラストは「ライブ・ライフ」で締め。ここはいつも通りのパート割で。パートシャッフルも勿論楽しかったけど、通常モードはやっぱ、コレだよ感はあるよね。なんだかんだ言って。あんぬちゃんの兄貴感溢れる「はいっラストー!」は今日も健在。

アンコールの「パラドックスがたりない」で終了。全員写真は誰の発案だったか〝おとはすポーズ〟で。「なんか強調してるヤツ、特定して追っかけるからな!」とおとはす。罰だかご褒美だか分からん。

この日はテレビ取材(「フィロのス亭」の密着?)があるという事で特典会もタイトに進む。あんぬちゃんに今日の「ヒューリスティック・シティ」の良さを伝えようと思っていたのにいざ目の前にすると「平成も終わりますねぇ…」とか「vol.3(女性限定Live)も来ます!」という今夜の寒さに合わせたようなしょっぱいギャグしか言えない自分に心底呆れる。勿論、あんぬちゃんは天使の微笑みで見つめてくれている。

そして傘を会場に忘れたわたしは雨に濡れながら道玄坂を下っていくのでした。