ポケモンについてはゲームもコミックも全くと言っていいほど触れておらず、一時期ポケモンGOを少しやったかな?という程度。
という事で観てきました。
『名探偵ピカチュウ』
予告編→https://youtu.be/QiAaZ9kR7G4
とはいえもちろんピカチュウは知らない訳もなく、「ピカ?」とか言ってる姿は目にした事はあるし、愛くるしいな、という感情はある。
で今回何故観に行ったかといえば、ピカチュウの声をライアン・レイノルズが担当しているからに他ならない。
結論。ピカチュウとライアン・レイノルズが可愛い。
まさしくそんな映画だった。それで十分ではないでしょうか。
モフモフとしたピカチュウの動きはホントに愛くるしく可愛い。更に言動はライアン・レイノルズ演じるおっさん風味であって、流石に「ボクちゃん任天堂よりもプレステ派なんだよね」なんて事は言ったりしないけどその異化効果が産むキュートさは否定できない。
ストーリー自体は正直それほど練られているわけでもないが、だからと言って大きな破綻もない。ティムとピカチュウのバディ感も程よく、出会いと別れ、再会、そしてラスボスとの戦いへという一本道はシンプルで咀嚼しやすい。
王道ストーリーの末に迎えるティムとピカチュウの新たな旅立ちを描いたエンディングも爽やかな驚きと感動があり、わたしは少しウルっと来たよ。ピカ?ピカピカー♡
ポケモン世代(という風にカテゴライズ出来るのかどうか分からないが)やポケモンに深い思い入れのある人にとってはもしかしたら気になる瑕疵があるのかもしれないが、いやでもむしろアニメやゲームに触れてきた人の方がカタルシスを感じるんじゃないかな?
あ。そうそう。架空の街として描かれるライム・シティの雑踏は別に日本の街という訳ではないけれど、どことなく見慣れた風景で、この点に関しては『エンドゲーム』の日本描写よりもレベルが高かったと思います。
さてこの映画が当たるかコケるかは分からないけど、デップーでネタにしてくれそうでそれは大いに期待している。