妄想徒然ダイアリー

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rainy 雨が降っても。6/15(土)やついフェス 1日目 雑感。

という事で行ってきました。

やついフェス 2019 1日目

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高城れに

入場した時には既にO-EASTのフロアはパンパンでバルコニー席からの参戦となった。

二時間以上雨の中待っていたので入場するなりトイレに駆け込みバルコニー後方に位置取るとDJやついのセットの途中で見覚えのある紫色の人が。

れにちゃん、フライング!!

そしてれにちゃんによる開催宣言によりやついフェスの幕が上がる。 

overtureが流れるだけで身体が反応してしまうよね。久しぶりに引っ張り出したペンライトを振りながら、少しだけ感傷的になったりして。

ソロ曲とももクロ定番曲によるセトリは冒険がある訳ではないけど実にタカさんらしい優しさに満ちた時間を提供してくれる。と同時に流石経験豊かな演者というか短い時間でも会場を掌握する力というようなものも感じる。

ソロコンで緊張してその緊張がこちらにも伝わる…というのも魅力の一つであるれにちゃんだけど、この日は実に堂々たるステージングだったという印象。まあ、何万人を相手にしてるド級のアイドルですからね、当たり前なんだけど。

中でも個人的にアツかったのは「believe」でしたね。これはエモエモのエモで色んな感情が一気に流れ込んできてちょっと目頭が熱くなりました。

正直なところ今の私はももクロのファンと言えるのか非常な怪しいところだし、モノノフと胸を張っては言えない。今の自分のスタンスを説明するには一晩以上語りつくしても足りないくらいで単純な一言では収まりきらない。

しかし、この日のこの瞬間は間違いなく「れにちゃん、大好き!」という気持ちがジャブジャブ溢れ出していた。

嘘か真か途中のMCで「ホントはしおりんと夏菜子にオファーしてたらしいじゃん!」とやつい氏に詰め寄る場面も微笑ましい。

という事であっという間に30分が過ぎ去りました。あー楽しかった。

 

今でもそうなのか分からないけどももクロ現場というのは基本、禁酒で。割と堅いというかバカ正直にそういうのを守るタイプなので普段は酒エリートでフェスなんていうと入場するなり即ビールという感じなんだけど、当然この日もこの時点ではノンアルコール。という事で学校のリーダーズ目当てでclub asiaに到着するなりまずはビールを頂く。

 

Ri Ri Religion

入場するといきなり白装束の集団が目に入る。なるほどバンド名通り宗教的儀式のようだ。

何やらステージからはみ出してコンテンポラリーダンスみたいな事やってる人もいる。

このダンサー役の人も不思議な魅力があって多分だけど歌わないし楽器も持たず踊るだけのメンバーだと思うんだけど、なんていうか無垢な存在というか天使的な?そんな印象があった。

いや、これ良かったデスよ!

終わりの2曲くらいしか観られなかったけど、サイケというかスペーシーというかプログレというかとにかく拡がりのある音楽とステージが良い感じ。

あの鈴がいっぱいついた楽器(調べたらスレイ・ベルというらしい)を持った人やコーラスなどなど10人くらいはいるのかな?で、このコーラスの女性達がみな綺麗な人ばかりで…。個人的には後ろの方にいたちょっと平岩紙ちゃんに雰囲気似た人が気になりました。

全くの初見だったけど気になるグループだった。こういう発見があるのもこういうフェスの楽しさ。

 

新しい学校のリーダーズ

最初、RINさんが出てきてて「あれ?もしかしてDJ RIN??」と思ったけど単なるリハーサルでリズムマシン叩いてるだけでした。

その後他のメンバーも出てきてリハーサルが始まる。モニターの返りなどを確認する姿も良いですな。最初ステージに出てきたとき観客からの声援にペコリとお辞儀をするMIZYUさんかわええ。

スタート前は3分の1程度だったフロアも徐々に埋まり最後はパンパンになってたんじゃないかな。

「恋ゲバ」で始まったステージ。近い位置で観られたのでメンバーの表情までよく見える。

ついつい顔コピをしたくなるのはこの日もそうで、「最終人類」でクルクルと表情を変化させるところ、ホラあの〝んっぱんっぱ〟ってやる部分(上手く説明出来ない!!)、ついつい釣られてい同じ顔している気がする。

大好きな「楽園にて、わたし地獄」では本日もSUZUKA &RINコンビの最狂バックダンサーぶりが素晴らしく。あと〝崖〟の直前にあの薄いベールをSUZUKAさんがMIZYUさんに被せるところで一瞬軽く首締めるような状態になったのをわたしは見逃さなかった。

「恋の遮断機」の寸劇はSUZUKAさんにピンスポが当たったからのスタート。ちょっと一人芝居の舞台っぽくて良かった。途中のSUZUKA &MIZYU掛け合いのところ、チラっとお互い視線を合わす(合わさない?)ところがあるのを今更ながら発見。

MCでは3回目のやついフェスとやつい氏からの手紙の話。MIZYU「昨日健康診断したんですけど呼び出しされる時の『次の3人の方どうぞ』の3がこの形で」とOKサインのように中指・薬指・小指を立てるのが気になったというお話もありつつ。で挨拶からの「透明ボーイ」がこの日もカッコいい!KANON &MIZYUの盆踊りダンスが楽しい。

最後はエンドレス青春からの「迷えば尊し」で堂々のエンディング。SUZUKAさんのエアギターもキレキレだったし、自分の視線上に丁度KANONさんが来て思わずその大きな瞳に吸い込まれそうになったというキモイ報告で現場からの報告終わります。

 

そのまま次の曽我部恵一も観たかったけど朝から何も食べてないので空腹に耐えきれず食事タイム。

 

のん

 EASTに戻りのんを観る事にする。

これは皮肉ではなくてMCの拙さや気の抜けた煽りがとにかく可愛い。ミントグリーンだったかなテレキャスを構える姿も様になっている。

途中フロアから「可愛いーー」という声が上がった時にワンテンポおいて「ん?んん?」というリアクションをした瞬間にはこの人の魅力・キュートさが凝縮されていたようにも思えて。

やはりのん、いや能年玲奈という人には類い稀な才能があって、特に優秀なコメディプレイヤーとして貴重なアクターだと思う。この人には表現するステージというものが必要だなという事をひしひしと実感した。

 

歌合戦コーナーも楽しそうでずっと観ていたかったけどタイムテーブルの関係上、大槻ケンヂの歌う「ワルシャワの幻想」を聴きながらduoに移動。

 

フィロソフィーのダンス

恵比寿マスカッツとフィロのス待機組と更には次のギャンパレ待機組とが入り混じっている状態ですでにフロアはパンパンの状態。

恵比寿マスカッツが終わってもほとんど人の動きがなく、ほぼ最後列で身動きが取れない状態になった。辛うじてステージが見える、かな。

ステージ転換時のお笑いコーナーのギフト☆矢島という人のネタに公式カメラマンの人が思わず噴き出しているのを偶然見てしまった。結構ツボだったようで肩震わせながら写真撮ってたなぁ。

女子限定ライブでやったという「夏のクオリア」始まりは意外だった。「アイム・アフター・タイム」もやったし、夏到来ですね。

しかしほんとにパンパンで身動き取れず「ラブ・バリエーション」のポーズも出来ないくらい。

途中どの曲だったかな、いきなりゴトン!という音がしたかと思ったらおとはすがマイク落としたらしい。そういえばこの日はおとはすマイクの音が入りにくくなってたりなかなか災難な日でしたね。あとハルちゃんがやたらとフェイク入れてくるというかちょっとアレンジ加えた歌い方する回数がいつもより目立った気がする。

そして「ライブ・ライブ」での声出し指導コーナーももはや定番で、こういう事が出来るのも大きなグループになっていく証のようにも思えるのは少し身贔屓だろうか。

最後は堂々と「ダンス・ファウンダー」で締める。当たり前のようでいて、こういう代表的な曲でエンディングをするというのは、ある意味自信の表れではないかな。

チェキ会ではもちろんあんぬちゃんに。ノープランでアワアワしてしつつも「衣装暑くないですか?」という質問に「あ!でもね!もうこの衣装…解禁?解禁じゃないか…あ!封印??」と言って首を傾げる姿が見られたので幸せでした。しかし来年はduoじゃあ無理ですね。

 

崎山蒼志

EASTのサブステージに登場した崎山くん。ボソボソとしたMCの朴訥とした可愛さと紡ぎ出される曲のパワーのギャップがたまらない。

おそらくフロアの大半はスチャダラ待ちの人が多かったと思うけど、スイートな歌声と独特の世界観で、しっかりとその人達の心も掴んだと思う。

何しろ、リーダーズの「楽園にて、わたし地獄」の作詞したパイセンですからね!

 

スチャダラパー

ロボ宙を加えた4人編成で登場。いやー楽しかったなぁ。

「ちょっと空気読みながらやってますんで」と言いながら新曲と定番曲を織り交ぜたセットリストがとにかく良くて。疲れた身体が徐々にリセットされるような感じで、これはまあ自分の年齢もあるのかな。

MCでは闇営業、お薬問題、年金問題といったテーマで楽しませてくれる。このあたりは流石ですね、上手い。ANI「ピエール瀧は友達じゃありません!」がツボ。

BOSEの「昔、渋谷系なんて呼ばれてましてね」という導入から始まった「今夜はブギー・バック」はやはりガチ上がり。

最後の新曲「帰ろう、ちゃんと」(かな?)まであっという間の1時間。最高の大団円でした。

 

という事でやついフェス1日目終了です。なんとなく最後のフィナーレまで残ってみたけど、ステージに現れたぱいぱいでか美さんや吉川友さんの美しさはもちろん、アップアッガールズ(プロレス)の人達の生身の存在感にちょっとドキッとしながら道玄坂を下りていきました。

 

あ。お笑いコーナーでは田上よしえポリリズムの完コピ!)空気階段面白かったです。