妄想徒然ダイアリー

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アイドルど真ん中で愛を叫ぶ。8/4(日)初めてのTOKYO IDLE FESTIVAL 2019 第3日雑感。

きっかけは…フジテレビ!

とかなり古いギャグをやってしまったが許してほしい。多分暑さでボーッとしているんだと思う。

そう。まずは眉村さんが初出場するというニュース。そしてもちろんフィロのスちゃんも出る。え!新しい学校のリーダーズも?

となれば参加するしかない。この3組が同日に出演するのは金曜日と日曜日、自ずと最終日の参戦となった。

という事で初めてのTIF、体験してきました。

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到着するとリストバンド交換列に思ったより人が並んでいる。一瞬怯むが、サクサクと進み無事リスバン交換。

いやしかし暑い。いや熱い。凍らせてきたレモン水も早くもシャーベットになりかけている。

まずは個人的にメイン会場となるスマイルガーデンとDOLL FACTORYを偵察して会場間の移動をシュミレーションする。

何しろ初めてなので〝歩き方〟がわからない。サマソニなど何度か行っているフェスだと会場間の移動や入場規制の雰囲気などが何となく掴めるが、その辺の情報が足りていない。スマイルガーデンとフジヨコステージがどれくらい離れているかの感覚が抜けている。

なんて事をボーッとしたら頭で考えながらスマイルガーデンへ。

ハロプロ・研修生ユニット

名前も曲も知らないが、やはりハロプロとしての基礎がしっかりとしていると思わせるステージ。なるほどアイドル虎の穴としての底力を感じますね。

眉村ちあき

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気がつけば1ヶ月ぶりのLiveになってしまった。わたしの中でかなり〝眉村ちあき不足〟の状態。そういった渇望状態を差し引いたとしても姿を見るだけで気分が高揚する。

開演前にチラ見をする姿も可愛くて、どうしていいかわからなくなりましたよ。

〝スクワットブンブン〟では次第にスクワットする人たちが増えていったような気がする。

やはりこの日の白眉は〝ピッコロ虫〟ですね。導入のギターソロも1ヶ月前よりは確実に様になっていて…というような事すらも吹っ飛ばすようなアイドル讃歌がこの灼熱のステージに相応しいようにも思えて。

「えーお!」とか「バブバフバブ!」というようなコール&レスポンスがお台場の空へ響く様は何とも痛快であったことよ。

最後の投げキッスまで含めてビゲストラブ(biggest love)に溢れたひとときでした。

残念ながら特典会には参加出来ず。

フィロソフィーのダンス

もはや貫禄すら感じるステージ。登場してきた瞬間にスッと空気が変わる感じ(自分が推している、というのはあるとしても)は、これからグループとして大きくなっていく予兆のようなものを感じながらの20分。

新曲〝ダンスorダンス〟は今日も4人の楽しく踊る姿が印象的だし、〝ダンス・ファウンダー〟でハルちゃんのフェイクがどこまで響いていたのか想像してみたりもする。

それにしてもあんぬちゃんの髪型可愛すぎるでしょ。

predia

スカイステージの入場はスムーズで、「楽勝だな」と思っていたが、エレベーターを降りるとそこには長蛇の列が。帰りの人達のエレベーター待ちの様子を見てややビビる。更に屋上までは階段を登っていかなかければならず、これが結構キツかったです。正直、引き返そうかと思ったくらい。

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しかし登ってみれば爽快で、ああ、これはHEY!HEY!HEY!Perfumeが出たときに見た事のある、あのステージじゃんか!と思うと、遮るものがなく熱さも倍増するこの場所もまた一つのメインステージでもあるように思えて。

さて、predia さんのステージは経験に裏打ちされた堂々した姿が印象的。抜けるような青空と白い衣装がマッチしていて、文字通り眩しい。

後ろの方で控えめに身体揺らしながら音楽に浸るひととき。

途中で次の出番の為にバックヤードを歩いてくるキラキラ衣装を着た女の子達がSNSに上げるであろう写真を撮っている姿が目に入ったりして、何というか説明出来ない色んな感情が込み上げる。

しかし、ちゃんさん?ですかね。MC聴いてるとなんか不思議な魅力がありますね。

まなみのりさ

フジヨコスタジオ、遠い。しかしその遠さを乗り越えて観に来て良かった。

わたしは彼女たちを追ってきているわけではない。広島出身ということもあってメディアで名前を目にすると応援したい気持ちは持っていたが、Liveを観に行ったりという事はしてきていない。

一度だけ広島でフリーライブを見かけた事がある。その時はちょうどベビメタの広島凱旋Live(SU-METAL聖誕祭)を観に来ていて、その翌日まさにベビメタがLiveをやったグリーンアリーナの側の公園で歌い踊る彼女たちを観て「ああ、この子達にもアクターズスクール広島の遺伝子が流れている!」と思った記憶。

そんな彼女達のステージは、積み重ねてきたLiveに裏打ちされたかのような自信を感じる堂々としたものだった。そこに集まったアツク盛り上がるヲタク達を見ていると何故か込み上げるものがある。この感情はなんだろう。途中、ヲタク達がグルグル回る場面があって、それを度々スタッフが止めに入るのも微笑ましかった。そんなに激しい動きでもなかったけどね。

あ。そうそう。途中ワンマンを宣伝するフリップを持ちながら歌い踊る姿には、ベテランとしての余裕と雑草魂を感じて最高の瞬間でした。

開歌-かいか-

まなみのりさの前に見たこのグループ。全く予備知識なかったんですけど良かったですよ。

グループ名が表す(そしてメンバーがMCでも表明する)ように歌、ハーモニーを大切にしていくというコンセプトがよく伝わる。

初々しさはもちろんあるけれど、これから輝く原石かもしれないと思わせる何かはあったような気がします。

ChuningCandy

こちらも全くの所見。だが何となく名前に聞き覚えがある。沖縄発のグループと聞いて思い出した。ちょっと前にメンバーのひとりが仲間由紀恵と一緒に〝沖縄の芸能人〟と言ったくくりでバラエティに出ていたんじゃないかな?

その時はかなりバラエティ寄りの扱いだったけど、このステージ、なかなか良かった。EDMをバックに踊り歌う姿はキライじゃない。まあ、わたしなんか踊ってる途中で肩がクイって入ったりするだけで喜んじゃうんですけどね。

新しい学校のリーダーズ

個人的にはこの日のベストアクトにあげたい。そんな15分だった。

やったのは〝毒花〟と〝迷えば尊し〟の2曲。その他の時間は組体操と〝エンドレス青春〟ラップに費やすという潔さ。やろうと思えば4曲くらい出来たかもしれない。それはそれで観客を圧倒しただろう。しかし2曲でありながらビートの効いたトラックとともに繰り広げられる激しいダンスは、明らかに前後のグループやTIFの文脈とは離れたような異色の空間を作り出していた。Liveグループとしての面目躍如と言っても良いくらいの濃縮還元っぷり。

終盤にSUZUKAさんによる煽りでグワッと〝ぷっちゃはんざっぷ〟する手のひらが上がって来た時のカタルシスは最高だった。

「皆さんはいつまでたっても青春を謳歌して可愛い女の子を追いかけて下さい。私を理想の彼女にして良いんですよ」というMCは、まさにアイドル現場ど真ん中のこの場所においてこそ相応しい金言であったかもしれない。

フィロソフィーのダンス×predia コラボステージ

良いものを観たという爽やかな気分で外に出るとかすかに聞き覚えのある旋律が聴こえてくる。ダンス・ファウンダーだ!!

predia ×フィロのスコラボステージのラストだけ観る事が出来た。無銭エリアからではあったがスマイルガーデン内で沢山の手が揺れている眺めは最高だった。最後しか観られなかったけどそれだけでも価値のある時間だったと言いたい。

特典会

時間の都合上、眉村さんとリーダーズの特典会は諦めるしかなかったので、あんぬちゃんツーショット一本に絞って列に並ぶ。

私服風衣装とでも言うのでしょうか、まあとにかく4人とも可愛いしか言葉が出ません。この日は奥津さん→あんぬちゃん→ハルちゃん→おとはすという並び。

もちろんわたしは遠くに見えるあんぬちゃん可愛いなぁ、と思いながら順番を待っていたわけですが、何故か視界に隣の奥津さんの姿が飛び込んできて…。ええ、ガン見しましたよ。

まねきケチャ

初めてホットステージに向かう。

入場規制がかかっていてしばらく待機列に並ぶ。しかし比較的スムーズに列が進んでいった。一日体験して何となくわかったけど、列は長くなっていても割とスムーズに消化されるようだ。何度か待機列に並んだが、ストレスを感じるほど待たされるような事はなかった。

会場内はなかなかのパンパンで、ちょうどまねきケチャが最後の曲をやってる時だった。

お判りかと思うけど、もちろんわたしは初見だ。曲も知らない。しかしパンパンのフロアに鳴り響くコールや踊るヲタク達の様子はどこか懐かしさも感じるような甘酸っぱい気持ちになるような、不思議な感覚になった。これは他のグループにも言える事だけど、ヲタク達が熱中するには何かがそこにはあるからで、そういった何かを持っている事のユニーク(唯一の、と言う意味での)さというのはアイドルにとって大事だし、それは外野からとやかく言うものでもない話だな、と当たり前の事をぼんやり考えてたりした。

さくら学院

ベビメタからの流れで色々と動画をdigしたり配信番組を見ていたりはしたが、Liveを観るのは初めて。

最後列から眺める光景は色んな思いが交錯し、わたしに感情ミルフィーユ状態をもたらしていた。

特に「キラメキの雫」が印象的で、唯一持っているアルバムが2015年度のものだったりするわたしにとっても思い入れがある曲。

かつて、あの大きな生徒会長をその小さな身体で抱き上げた転入生の藤平華乃ちゃんが生徒会長になっているという時の流れ。15年度の生徒会は3人とも事務所を離れ芸能活動から身を引いている。その一方で脈絡と受け継がれていくさくら学院というグループの存在。

そういった事が頭の中で駆け巡り、かなりエモーショナルな時間となりました。

最後には生徒会長が大事に受け継いでいくと宣言して歌い始めた「夢に向かって」。これ、アツかった。

 

という事でわたしの初めてのTIFは終わった。

気になるグループを見逃したり、夕暮れのスカイステージやグランドフィナーレを見たかった気もするけど、盛りだくさんな一日で大満足。

しかし、この日焼けをどうやって職場に説明するか、それがとりあえず今の課題です。