妄想徒然ダイアリー

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パラダイスメタル銀河。『1/25(土)&26(日)BABYMETAL LEGEND-METAL GALAXY @幕張メッセ』雑感。

という事で2日間参戦してきました。

所々はアドレナリンが過剰に分泌されていたので記憶違いな部分があるかもしれません。

BABYMETAL LEGEND-METAL GALAXY

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今回はグッズは諦めて開場間際に行けば良いかな、という感じで幕張メッセに向かいましたが、いやこの開場待機列に行くまでがかなりのカオスでして…。

物販に向かう人、物販から出てきた人、別の待機場所に向かう人、トイレに並ぶ人などなどで通路は身動きできない状態。

まあしかしこういうライブ前のストレスというのはある程度織り込み済みで、これから始まる素晴らしいLIVEのスパイスだと思えばそれほど苦にはならない。と言い聞かせる。

DAY1〜黒浪五人娘

アイアン・メイデンの〝Fear of  the  Dark〟はベビメタ のライブで覚えた曲。LIVEバージョン、ええですね。

〝FUTURE METAL〟から始まるのはたまアリ公演と同じ。SU-METALとMOAMETALが浮かび上がる映像を観ると自然と気持ちが沸騰する。それにしてもスクリーンがデカイ!!その存在感!

アベンジャーズは百々子メタル。身体の大きさが産み出すダイナミックさとコミカルと同居したキュートさが良いですね。〝シャンティ〟のアイソレーション、首振りの時の表情かわいい。

基本アルバムの曲順でステージは進んでいく。〝Oh!MAJINAI〟の前にあった紙芝居ではかつてのおとぼけセンスが蘇っていて個人的には嬉しい。一瞬「え?おねだり…??」とフロアがざわついたがそんな事はなくて。肩組んでのコサックダンスは…次回にリベンジ。

そしてここからは鞘師メタルの登場。そうかアベンジャーズが全員出るんだな、これは。

上手く言えないけどいつもながら鞘師メタルの動きには何かを感じさせるものがある。手先まで気持ちの入ったキレ、とでも言いましょうか。〝ヤバッ!〟の時にふとモニターを観ながら改めて彼女がこのステージに立っている事のミラクルを想う。シンクロする事や既定の動きよりもプラスαが加味されることを優先している気がして、ある種の異化効果が産み出すカタルシスがそこにある。つまり何が言いたいかと言えば、鞘師メタル、かわいいよね。

〝Brand New Day〟もバックの映像とのマッチングも良くて、素晴らしかった。一瞬影絵みたいになる箇所があった気がするし、とてもカッコいい動きもあった気がするけど記憶が飛んでいる。

〝ギミチョコ〟からは華乃メタルに。MOAMETALとの親和性と初々しさはある種の懐かしさすら感じる。〝メギツネ〟が産み出す祝祭空間は脳汁がいくらあっても足りない。〝Night Night Burn!〟は「あれ?これ初披露だっけ?」という感じに身体にスッと入り込んでくる。ここでも凄くカッコいい動きがあった気がするんだけど、忘れちゃったな。

そして続く〝THE ONE 〟!来ました!来ましたよ!日本語バージョン!!!不意打ちくらって一瞬気が付かなかったくらいの衝撃。これが観れただけでもスペシャルな夜であったと断言できる。途中、SU-METALがリズム崩してる場面もあったけどそんな事すら気にならないくらいに大満足ですよ、わたしゃ。腕に乳酸溜まりまくるほど上に掲げてました。

そして紙芝居後の〝ROR〟は、そう来たかの五人揃い踏みで登場。ここも正にアベンジャーズ感あって脳汁がプシャーとなる瞬間だった。流石にこの曲の時はサークルに参加しない訳にはいかない。Bブロックやや後方に出来上がったサークルに参加しながら回転して行くうちに別のサークルと合流していて気がつけば出島の反対側にまで移動していた。

最後の挨拶では出島部分にまで5人がやってきて、その時の圧縮がこの日1番だったけど、いやSU-METALもMOAMETALもアベンジャーズも輝いていた。揉みくちゃになりながらも至福の時間。

最後の紙芝居も終わり客電が点くと、程よい疲労カタルシスが混ざった不思議な感覚がドッとやってきて、退場しながらあちこちのメイトさんとハイタッチをしたい気分になっていた。してないけど。

さて、明日も楽しみだ。

 

DAY2〜イザナミによる国造り

開場時間に合わせてのんびりと幕張に到着。クロークに荷物を預けてトイレから出てくると物販の人が減っていたのでタオルとTシャツくらいは、と購入。結局買っちゃうんだよね。入場待機場所への移動も昨日に比べるとスムーズ、というかこちらが慣れたのか。

Aブロックに入場。前日とほぼ対極の位置にて開演をジッと待つ。客入れ曲、聖飢魔II流れてたよね。

約20分遅れで〝IN THE NAME OF〟から幕開け。出島部分にはマスク姿の誰かが杖を持って観客を煽る。

続く〝Distortion〟ではSU-METALがサークルを作るかのように指をぐるぐると回す。大きなスクリーンに映し出された映像にはフロアの様子にSU-METALの姿が重なっている。嗚呼!この時の表情!その眼差し!!国作りをするイザナギ、いやイザナミかのような美しさ。

アベンジャーズは華乃メタルから。〝PA PA YA〟〝KARATE〟など定番曲は否応なく盛り上がる。毎回言ってるけど〝KARATE〟での「エビバデジャンプ!」はなかなか観れないなぁ。
バンドのソロから始まる〝Kagerou〟から百々子メタルに替わったんだったかな?
初披露の〝BxMxC〟、とにかく最高でしたね!出島にやってきた百々子メタルの煽るような踊り、キレあって良かったですよ。そしてSU-METALのフロウ!!!

鞘師メタルに替わったのは〝ヘドバンギャー!!〟からだったろうか。SU-METALの差し出す杖の元で平伏すわたし達。久々に土下座ヘドバンを。呪文のようにヘドバンヘドバンと唱える事で脳内トリップしていたと思います。なんかすぐそばにカメラ来ていた気がするけど良く覚えていません。

あ、そうそう。どの曲だったか忘れてしまったけどMOAMETALが「もっともっとホラ!」的に煽る場面がスクリーン一杯に映し出された時はフロアにどよめきが起こった。あれどの曲だったかな。

〝Starlight〟や〝Shine〟そして〝Arkadia〟がもたらすカタルシス。Liveで観る度に曲のパワーがどんどんと大きくなっている気がする。

〝Arkadia〟が終わり、興奮とクールダウンが入り混じったかのような、しばしの静寂。何となく最後はあの曲来ないかな、くる気がするけどどうかな、と期待を込めつつ手拍子をしていると始まる紙芝居…。これは…ッ!

〝IDZ〟!!!!!!!!!キターーーーーー!!!これはもちろんサークルモッシュに参加してぐるぐる回る。前日同様にアベンジャーズ揃い踏み。闘いのシークエンスではMOAMETALと華乃メタルが中央で、両脇に百々子メタル、鞘師メタルが位置取る形。ややバトルロワイヤル状態に。揃い踏みのエモさで言えば前日のRORの方があったかもしれないが、何しろ封印を解いたかのような曲の爆発力に圧倒された。

そして最後は「うぃーあーべびーめたる!」で大団円。はー大満足。

 

最後の紙芝居。メタルレジスタンスは遂に最終章を迎えるようだ。しかし紙芝居は紙芝居以上の意味を持たない。憶測で感情を上下させても仕方がない。

ONLY THE FOX GOD KNOWS …