予告編→- YouTube 冒頭、淡々とスズメバチを駆除していくグレイの表情には、どこか禍々しさもあって、これから起きていく展開を予感させたりもする。ズタ袋に蛍光灯を突っ込んで電極を流してスズメバチを処分していくように、〝群れの均衡〟を乱す人間の存在…
予告編→- YouTube 〝映画ヲタク達に捧げる映画〟を期待すると肩透かしを喰らう、どころか冷水を浴びせられる。この作品の中で、映画ヲタクであるローレンスは終始クソ野郎として描かれている。周囲と相容れないその生きづらさは、なんの免罪符にもならず、所…
個人的な大晦日のルーティンとして、散髪して天せいろで瓶ビール飲んで毛蟹を買って帰る、というものがあったけれど、通っていた蕎麦屋が閉店してしまってからはそのルーティンも崩れてしまった。という訳でLIVEの締めくくり(とスタート)はPerfume。昨年に…
という事でベスト10を上げるほど映画を観てきた訳でもないし、おこがましい話ではあるけれど、こんな映画を観たなぁ、と10本リストアップしてみる。 (鑑賞順) 最悪な子どもたち 辰己 密輸1970 ルックバック ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ エイ…
予告編→- YouTube おそらくは今年の映画納めになりそう。 という訳で締めくくりに相応しい、とても良い映画だった。鑑賞後、わたしは思わず小さな拍手をしつつ、色々と考えを巡らせてもいる。 〝dog〟がポール・ジアマッティにしか見えなくて、即ちそれは〝…
広島でアップグレードを申し込んでいたので、代々木はA席で参戦。それでもアリーナを割り当てられたので満足。客入れのビースティを聴きながら徐々にアドレナリンを分泌していく。この時間もまた愛おしい。 KANONさんが復活した、という事ばかりではなく、広…
今は東京に住んでいるので、当然〝遠征〟という事になるのだが、やはり広島で好きなグループのライブがあるとなると「地元に来てくれた」という気持ちが強くなる。アップグレードチケットも入手出来て三列目という良い位置で観られたのも嬉しい。 KANONさん…
予告編→- YouTube 驚くような仕掛けがある訳でもないし、ストーリー展開もオーソドックスではある。コンゲームモノとしても設定に穴があるようにも感じられるけれど、そういった部分が気にならない。地に足のついた語り口がスーッと身体のなかに染みるとでも…
予告編→- YouTube 正直、あまりノリ気ではなくて、それは前評判の悪さもあるけれど、マーベルの(正確にはSSUだけれど)インフレ的に拡がる世界観とキャラクターに食傷気味になっているのが大きい。ポストクレジットとか「いや…もう…ええで…」という感じで生…
予告編→- YouTube という事でシャマラン成分の補給を。 うまく例えられないけれど、広島で言えばサロンシネマというよりはシネツイン新天地、シネマライズよりも銀座シネパトスが似合う肌触り。シャマラン印でありながら、味付けは少し薄味になっている気も…
- YouTube テレビシリーズのダイジェスト感は否めず、どうしてもテンポは悪くなるし、CGの粗さも気にならない訳ではない。とはいえ、主人公、クールな2番手、太っちょ、女の子、子供というお馴染みのキャラクターも〝再現度〟高くて、合体ロボを見ているとい…
予告編→- YouTube 前作『NO WAY OUT』には、やや物足りなさがあったけれど、今作は「犯罪都市」シリーズらしい楽しさが詰まっていた。やはりチャン・イス(パク・ジファン)の存在が大きく影響している気がする。今回もコメディリリーフとして大活躍だったし…
https://youtu.be/f9DsuTllLEM?si=RzerR3P2A4azJLg8:『悪魔と夜ふかし』予告編 個人的にモキュメンタリーやファウンドフッテージ系は、それがフェイクだという前提があるから楽しめると思っているクチで、「どうです?リアルかフェイクか判らないでしょう?…
https://youtu.be/76Xe0ZjonaE?si=Kj7StNBMb7vwrefK:『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』予告編 確かに隙のない傑作というには躊躇してしまうけれど、では失敗作だったかというとそれもまた違うような気がする。カリスマを解体していく作業は「ジョーカー原理主…
予告編→- YouTube 予告編にもあるジェシー・プレモンス(これが、カメオ出演的に彼が関わる事になったというエピソードにも驚かされるが)が演じる兵士の詰問シーンは、この映画で描かれているアメリカの生々しさと得体の知れなさが凝縮されていて、かなり恐…
予告編→- YouTube まさに快進撃状態の河合優実さん。ポスターの表情からもこの作品が帯びているムードが判る。山中遥子監督作はファーストコンタクトだが、この座組はとても楽しみで期待度が上がる。 冒頭、スタンダードサイズでカナをロングで捉えるショッ…
横浜アリーナ以来の羊文学。すなわちフクダさんのいない羊文学は初めて観る事になる。東京ガーデンシアターは何度か来ているけれど、とても観やすい作りで良いですよね。なんて思っていたら、結構前方の席が当たって、少しビビる。ちょっと申し訳ないくらい…
予告編→- YouTube 90年代のティム・バートンは神がかっていたと思うくらい面白い作品ばかりだった。オリジナリティ溢れる作風と大衆性が成立している映画作家というのもなかなかいない。新作が出来れば、有無も言わさず観に行っていたものだけれど、ここ数年…
予告編→- YouTube 期待以上です。良かった! アクションがインフレ状態になってないだろうか?というのが、まさに杞憂。安っぽい言い方になるけれど、アクション映画をまた、更新したという印象。とにかく全てのアクションシーンに拍手を送りたい気分。池松…
予告編→- YouTube いやーメチャクチャ面白かったなー!!というのが第一印象。わたしはエイリアン原理主義者ではないし、というよりそもそも2以降はまともに観ていない。確か『プロメテウス』くらいじゃないだろうか、それも記憶が朧げだったりする。だから…
予告編 - YouTube これもまた、映画にまつわる作品だった。時代劇というジャンルそして斬られ役という裏方に対する愛とリスペクトを衒いなく描いている。刺激的なセンスを感じるとか衝撃的な展開があるタイプでもないし、ベタなコメディ演出に危うさがない訳…
予告編 - YouTube そーふぁっきんぐれーと、でしたね。拍手拍手。東宝東和の正月映画的な華やかさと楽しさのある快作。オープニングのKISSの『ラヴィン・ユー・ベイビー』で、「あ、この映画良いわ」と確信した。改めて自分がデヴィッド・リーチの作品好きな…
https://youtu.be/o1Yc-GM8GOk?si=BF9Xbw9SJB0OVJHZ:『ラストマイル』予告編 いかにもな劇伴等、一瞬心配になるところはあったけれど、野木亜紀子作品らしい〝弱者への視点と、それを掬い(救い)上げるような眼差し〟に満ちていて、流石だった。社会問題へ…
予告編 - YouTube ユニバーサル映画のオープニング映像やパチパチといったノイズ等から、この作品が昔の時代を描いた作品である事が示唆される。何処となくザラザラとした肌触りを感じる画面のルックも、自然とわたし達を70年代に誘うようでもあった。 様々…
予告編 - YouTube 「チェンソーマン」は未読。とそんな属性のわたしだが、予告編にグッと惹かれて、「あれ?これ原作読んだことあるな」となって読み返してみた次第。〝そうであったかもしれない世界〟と赦しと救済に満ちた物語は、わたしの心を突く。個人的…
- YouTube ポップコーン片手に気軽に映画でも、というスタンスで臨んでいて、そんなリクエストに充分応えてくれると同時に、予想以上に人間を描いた作品だな、という印象もある。ストーリー展開としては、比較的クリシェに沿ったものではあったけれど、それ…
「デッドプール&ウルヴァリン」特報 - YouTube フェーズ4以降、インフレ気味に広がっていくユニバースとマルチバース的設定にはやや疲れ気味であった身ではあるけれど、デッドプールの新作となれば期待をせずにはいられない。 MCUは基本的に観てきたけれどX…
【リアルか?フェイクか?】『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』日本版予告 7月19日(金)全国の映画館で公開<予告2> - YouTube 月面着陸のフェイク動画、と聞くとどうしても『カプリコン1』を思い浮かべてしまう。もちろん、そんなタイプの映画ではない事…
映画『密輸 1970』予告編60秒 - YouTube キム・ヘスが昭和の香りを漂わせて、昔の映画を観ているような感覚がある。ケイパーものとしての楽しさが詰まっているのと同時に、バイオレンスや猥雑さが散りばめられていて、一歩間違えばとっ散らかってしまいそう…
New Jeansおじさんを冷ややかに見ていたわたしだが、ミンジさんの歌う『踊り子』にはかなり心を揺さぶられて、今とても危険な状態。〝今。この時しかない疾走感と儚さ〟が凝縮されていて、駆け出しながらスクールバックを投げる場面には思わず声が出そうにな…