妄想徒然ダイアリー

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THE ONEはやっぱり日本語に限る。『3/2(土)BABYMETAL WORLD TOUR 2023-2024 LEGEND-MM』雑感。

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今回は超シートで参戦だったので開場時間を目指してゆっくりと向かう。グッズは買わないつもりだったけど、超チケット優先列の恩恵を受けてサクサクと購入。入場待機も比較的スムーズでストレスなかったけれど、路上で酒盛りしてる集団がいて何とも言えない気持ちになる。盛り上がるのは構わないけれど、みっともなくないかい?いや、ファンの民度がどうとかいう話をしたい訳ではない。そんなものはファンタジーだと思っている。ただシンプルに苛立たせる行いだったな、と。

スタンドからの眺めは良かったけれど、やはり遠さも感じるし、ピットの様子を眺めるとあそこに行きたいなぁ…とも思う。何となく冒頭はスタンドの空気に戸惑って乗り切れなかったけれど、序盤からアガるセトリだったので気がつけばいつものようにLIVEを楽しむ事ができた。

何よりSU-METALもMOAMETALも、そしてMOMOMETALも、とても楽しそうだった。冒頭あの曲で始まる事は必然でもあり必須でもあった。そう。今夜のステージは見応えがあった。セトリとしてはここ最近のオーソドックスな流れと言える。定番曲と新しめの曲と懐かしの曲がバランスよく配置されているし、MOMOMETALの見せ場もしっかり用意されていてとでも良かったと思う。

会場全体も温かい空気に包まれていたような気がする。そういう点でも、つくづく『メタり』という曲が今のBABYMETALにとってエポックなものであることを感じる。MOMOMETALの紹介としても優れていて、彼女の明るく天真爛漫な部分とコミカルなキャラクターが発揮されている。〝are you ready?〟のデスヴォイスも良い。

そしてあの曲ですよ!まあ、やるとは思ってけどやはり盛り上がるし、一瞬モニターに映ったMOMOMETALの表情も素晴らしかった。そして、あの声ね!「ああ、そうだ。こういう歌声の人だった、そういえば」と思い出したりするけれど、あの時の会場のざわつきと盛り上がりがやはり今夜のハイライトでしょうか。愛されてるなぁ、と。

わたしはこの、新生BABYMETALをまるっと受け入れている。もちろん色んな感情を持っている人がいるし、この現状を受け入れられず去っていった人がいる事も理解している。しかし、わたしにとって、この3人をBABYMETALとして享受することに全く迷いはない。一切の余白なく、そう思っている。それは今日の紙芝居にも現れていた。〝西で生まれた光が東へ向かい、メシアとして生まれる。笑顔によって輝きを与える〟確かこんな内容だったと思うけれど、それが会場全体の空気とシンクロしていた、とわたしは勝手に思っている。それは神器が放つ光のように。