干していい現場などない。行ける事なら全ての現場に通いたいもんだ。
という事で、仕事と用事の合間を縫ってやってきました新宿文化センター。shin音祭り。
生ビール300円は嬉しい。
全体的にシャレオツな音楽が流れる会場。チラシ見てたらサイモン・フィッシャーが来てる!と思ったらモーガン・フィッシャーだった。いや、それも凄いけど!残念ながら、ちちゃんステージ&特典会とモロかぶり!
最初に見たのは羊文学。
シューゲイザーな風情でかき鳴らされるスリーピースバンド。嫌いじゃない。バンド名のイメージとも合ってる。結構お客さんも入ってて盛り上がる。フェスっていうかこういう催しは普段観ない/聴かない人たちとの出会いがあるから良いよね。
さて、ちちゃん。
リハーサル中の終盤に「ステージ降りても良いですか?」と確認する、ちちゃん。どこまでいけるのかを確認すると、「判りました。そこで大丈夫です。あとは何とかします」と応える様が、何とも頼もしくカッコイイ。いつもオーディエンスの事を考えてくれてる大天使ちちゃん。
この日は初めて生で聴けた曲がいくつか。
・ teeth of peace
歯医者の予約を間違えたよ、ってだけの曲なのに何故か心を揺さぶる。理由はさっぱりわからん。下北シェルター初出しの時にあった「今日もわたしの名前はなーい!」のくだりがなくなっていたのは個人的には残念。歯医者の話はこれくらいにしておこうか。
・ゴッドタンで唄った大丈夫の唄
これはもうね。ツライ時はこれ聴くしかないよ。やはり生歌の迫力はまた違う。
・スーパーウーマンになったんだからな!
ドラマの主題歌になってもおかしくないメジャー感。ピーのところはLiveでもピーなのね。
荻窪選手権ではもちろんフロアに降臨!
ここ、楽しすぎて写真も動画もほとんど取れてない。
会場を所狭しと走り回るちちゃんにノックアウトされた人が出たはず。
この日のちちゃんは、やたらとアウェイ感を気にしていた。終盤のMCでも「今日は新規の人もいるから、大人しくしてようと思ってたのに…!ダメだ!もう止まらない!頭から何かが!」と何かを頭から発するちちゃん。
MC、空回りしちゃった…って反省してたけど、いやでもね、そういう貴方をみんな好きなんだよ。
初めて観た人もそのサービス精神と、とてつもない楽曲のパワーとその歌声にノックアウトされたはずなんだ。そうやってマユムラーたちは今日も増殖したはず。
「いま、会話になってないでしょ?でも何か心は通じ合ってるよね!」
こんな事、言うんだもんなぁ。おじさんの心の涙腺はまた決壊です。
クールで都会的な音楽に囲まれた催し。その中で、ぐるぐるどっかーん!出来るのはとても尊い事だと思う。