緊急事態宣言が解除されてからは初めての現場。
そして、今日も最高でしたよ。静止画撮影可能でしたけど、結局ほとんど撮っていない。久しぶりに前方の場所だったので全身でリーダーズ達を感じておりました。相変わらずセトリがどんどん記憶から抜け落ちていくわたしなので、色々と間違っているかもしれませんが…。
ビースティのサボタージュが徐々に大きくなると暗転し開演。いきなりグレイタイプの宇宙人が現れる。なかなかキレのあるダンスをした後にリーダーズが登場。
『席替ガットゥーゾ』『最終人類』と続いて既にアドレナリンはドバドバ。じゃんけんぽんする右手にも力が入るってもので、声はまだ出せないけれど右手にフォースを集めてステージに送る。
リーダーズのステージは歌パートを担当している時は勿論なんどけど、その後ろや脇でダンスに徹している時のメンバーを観るのもまた醍醐味だ。
あれはどの曲だったろうか、そんな事すら忘れているけれども、それでもとても印象的に残っている場面があった。その時はSUZUKAが歌パートでMIZYU 、KANON、 RINが踊っていて。その時に3人のうち2人が手を繋ぐようにしてクルクル回るダンスで、その2人の組み合わせがスイッチを切り替えるように交替していくところがあって（通じてます？文章難しい…）、その曲（って忘れてるんだけど）はこれまでもLIVEで観てきたけれど、また新たな発見があって、その事が脳裏に焼き付いている。
或いは『狼の詩』でこれまたSUZUKAを囲んだ3人が手を繋いでグルグル回る（裏カゴメカゴメ状態といいましょうか）時、例えばRINさんは真下を向きながら険しい表情で、KANONさんは凛々しい表情で前を向きながら、そしてMIZYUさんは少し横を向いて何かを探るように慎重に…というように（全てわたしの個人的印象ですけど）見えたりと、ステージに近い席だったから気づくようなこともある。
開演前にも流れていたLA生活の一コマ。これがとても良くて。それは青春の一頁、というだけでなく新しい学校のリーダーズのこれから、未来、そういったものの原点になるような、そんなとても大切で貴重な時間だあることが僅かな映像からも伝わってくる。新しい学校のリーダーズの歴史の中でスペシャルな時間と記録、そんな風にまで思うわたしがいる。
そして、新曲『パイナップル・クリプトナイト』がこれまた素晴らしかった。冒頭に出てきたグリーンのグレイにやられっぱなしのリーダーズ達が反撃するという導入部が妙にアツい。ドラキュラにニンニク、スーパーマンにクリプトナイトという感じにパイナップルを盾にグレイを退治する。ちょっとしたアクションムービーの趣きすらある。配信で既に曲は聴いていたが、パフォーマンスを生で観るのは勿論初めて。曲中もリーダーズ達がバトルロワイヤル状態で互いに殴り合っていく振り付けが、一見出鱈目のように見えてちゃんと計算されたタイミングになっているのも流石というしかないし、KANON&MIZYUコンビのシルキーな歌声が響く所も凄くいい。死ぬ前には耳元で子守唄、歌ってあげるから…。と、今歌詞ちゃんと読んで戦慄しているところ。ひえー。
あと謎の秘密の曲も良かったし、『宮尾』が観られたのも収穫。『雨夜の接吻』のしっとり感も最高で、いやこれは配信で観直さなきゃダメだな。
そして今夜もやはり『迷えば尊し』には泣かされる。SUZUKAさんの「迷っても…迷ってもイイんだよ！！」というアジテーションがあらゆる魂を救うようにも感じられて、この一瞬一瞬の愛おしさがつまりはエンドレス青春に繋がる、と。ちょっと何言っているか判らなくなってきましたが。
右手を掲げ、ジャンプする。叫ぶことは出来ないけれど、マスクの中でちょっとだけ口は動いてしまう。
溢れ出すこの感情 終わらない道の先
迷えど進むこそが 青春
何の体験してもこの曲のアンセム感は色褪せない。
アンコールはグレイ君がグッズTシャツを着て登場。メンバー達と一緒にキレのいいダンスを見せる。あれだけ激しく戦った後に友情が生まれたのだろうか。
そして発表される新たなワンマン。
リーダーズ達と一緒になって喜ぶグレイ君だったが、MIZYUさん（だったかな？）に「いや、リキッドには連れてかないから…」とあっさり言われるという一幕も。
という事であっという間の1時間余り。まだ脳汁を垂れ流している状態。そして、わたしのエンドレス青春は続く。
