という事で行ってきました!
今回は一眼カメラは持って行かず、撮影はスマホのみというスタンスで臨みました。深い理由はなくて、ただ身軽にしたかっただけ。
入場前の待機スペースで番号呼びを聴いてるとメジャー感がヒシヒシと伝わってきますね。
オフィシャル先行&株主として入場。特典という事だろうかステッカー付きペットボトルを貰う。
LIVE途中喉乾いて飲んじゃいました。お茶味のめんつゆ。
場内のモニターにはいない事でお馴染みの谷さんと眉村さんが物販CMをやっている。ランダムTシャツの破き方最高です。
そしてこれですよ!
クレーンカメラ!!!!
ビールを飲みながら待っていると聞き覚えのある声で「あと五分で始まるから待ってろよ」的なアナウンスがあり、フロアも自然と熱気を帯びてくる。
そしてスタート!
モニターに映し出されているのは街で暴れる恐竜とそれを倒すために集まった様々な眉村ちあき達。MVなどで彼女が演じたキャラ達が集まって恐竜を倒す。チアキズ、アッセンブル!!
でこれも良かったんですけど登場のシーンですよ!写真撮ってないんでアレですけどモニターに映る恐竜に乗った眉村さんの姿!これカッコ良すぎましたね!
でですね、驚かされたのは〝Queeeeeeeeeen!〟ですよ!キッズダンサー達と演ったこの曲のエンタメパワーは何でしょう!今まで何度か聴いて観てきたモノとは明らかに違う。ただ豪華にダンサー付けてやりましたよ、というだけではない。きちんと初見のオーディエンスにまで、会場の隅々にまで楽しさを届けようとする意思を感じたし、上手く言えないけどプロとしての矜持を見せられた気がする。それはこの夜の全てに渡って言える事だったと思う。
〝ほめられてる!〟の最後のシークエンスで舞台袖に消えたかと思うと続く〝ナックルセンス〟で空に飛ぶ。
「新木場では上下しか出来ないー♫」と歌いながら空中でバタバタしている姿がコミカルでありそして何よりカッコイイ!
そして〝荻窪選手権〟で月になり最後は恐竜に食われて消えていったスギムさん。
もうあの曲が凄かったこの曲がどうだったと言っていけばきりがなく。〝おじさん〟が圧倒的であったとかもう当たり前の話だし、即興からの〝ピッコロ虫〟のカタルシスは相変わらずだし、ああそう言えばこの夜は久々に「明日朝起きたら」のところがアレンジされていて眉村ちあきのままで良い!となっていたのには燃えましたね。
サーフどうするのかな?と思ってると透明な浮き輪ボートで会場を移動したり、中央の出島ステージにも何度か来てくれたのでフロア後方にいたわたしにもその姿を拝む事が出来て、大きい会場ならではのこの距離感が何とも言えない。
天才犬との遭遇を捉えようとするクレーンカメラ!
ああああ!楽しい!!
なんかMCでもパワーワードがあった気もしますが脳汁と一緒に流れ出てしまったのかもしれません。楽しすぎて記憶がとんでいるのかも。
本編ラストはマユムラー達へのBIG LOVEを神々しく歌い上げた〝代々木公園〟で締めくくる。文字通り〝ひとりひとりの顔を見て歌う〟その姿は美しく尊い。
アンコールではツアーTシャツに赤ジャージという出で立ちで登場。新曲〝緑のハイヒール〟は今までにないくらいにストレートな曲、のように見せかけて実はまだ歌詞にヒネリが加わっているような気がしている。じっくり聴いてみたい。
みんなの顔を見ながら(2度目)の〝本気のラブソング〟も会場を練り歩いての〝ビバカメ〟も良かったけどやはりこの夜の〝大丈夫〟は一味も二味も違っていたような気がする。最新のコロムで眉村さんは「この曲にはもう共感できていない」と言っていて。『ゴッドタン』の即興ソング企画から生まれた名バラード『大丈夫』/眉村ちあき連載・第9回 - 耳マン
いやだからこの曲に心がこもっていないというのは間違いで、曲に対して距離をもっているからこそ聴く人それぞれに刺さるように曲を届けなければならないという彼女のプライドがそこにある。そんな印象でした。何目線だよ?というご指摘を覚悟の上で言うと、この曲育ったなぁ、と。そんな事すら感じる〝大丈夫〟だった。
「大丈夫。私がみんなのこと楽しませるから!」
そんな宣言だった、というのは少し勝手な押し付けかもしれませんが、この夜のLIVE全体から私が感じたのはそういう事だった気がします。
ラストはウィーアーザチャンピオンを大合唱!と思いきや安定のぶつ切り!そして大きなモニターには楽屋裏らしき場所を走っている眉村さんの姿が。どこへ走っているのかと思うと、何と「東京湾」へ飛び込んでいくではないか!
きちんと東京湾へダイブして伏線を回収するカタルシス、最高でした!!!!
退場口でお出迎えしてくれる眉村さん。ひとりひとりに慈悲深い眼差しを向けて「ありがとう」という気持ちを込めてハイタッチをする眉村さんの姿は菩薩のようであったよ、というキモい文章で終わります。